釣りバカ日誌 サクラマス釣り 吉田川、鳴瀬川
午後より、近くの川である吉田川の河口に向かう、天気良し、気温は20℃近く。
初めてのポイントであるが昔、吉田川の上流の升沢には鱒が沢山、遡上していたとの昨日、宮城県立図書館から借りた本に記載してあった。
場所は河口から約3㎞位上流にある吉田川 若針塩止め堰に午後2時に到着。現在は非灌漑期なのでゴム堰は倒れており、潮の影響を受けているが灌漑期には田んぼの塩害防止の為にゴム堰が立つ。
到着そうそうに、ルアーをセッテイング中にドボーンと魚が飛び跳ねる音。
川面に目をやると背中が青い40㎝位の魚が飛んでいる姿をキャッチ。
俄然、やる気がでてきて急いで釣り支度をしてルアーを投入させる。
期待の一投目、二投目、三投目を繰り返すがNG。終いにはルアーが引っ掛かりロスト・ルアー。
水深が浅いのか重めのスプーンではすぐに引っ掛かる、ここで5個 ルアーを紛失(泣く)
次は近くにある鳴瀬堰にポイント移動。
地名:吉田川 若針塩止め堰 Google ストリートビュー 360°全方向 見えます。
三陸自動車道 鳴瀬出口にある橋を渡り、5分もかからずに現場(左側)に5時に到着。
鳴瀬堰には魚道も設置されており、鮎、サクラマスそしてシーバスも遡上可能。
こちら鳴瀬川は数段位に透明度が良く、流れもありそして川幅は吉田川の約5倍あり。
但し、アングラーはゼロ。
左側・鳴瀬堰にはテトラが置かれており、夏場にはシーバスの好ポイント。
ここで夕日が落ちる迄キャストするが今日もノーヒットで終わる。
*注意事項:
後日、知ったのであるが鳴瀬堰は全期間 禁漁との事。
鳴瀬川、吉田川の禁漁区間等は下記の遊漁心得に記載してあります、注意して楽しく釣りをしましょう!!
地名:鳴瀬堰 Google ストリートビュー 360°全方向 見えます。
鳴瀬堰もゴム堰なので灌漑時にはゴム堰が立ち、サクラマスが遡上できず、堰の下に溜まる5月頃が時合になると予想される。

若針塩止め堰
今日の教訓、名言、格言~釣りの哲学~
桜鱒と地名
英語で言うところのトラウトは和名は鱒であり、通称、本鱒と呼ばれている魚はサクラマスの事である。(サツキマス、ビワマスもサクラマスの亜種)
日本の地名で鱒のつく地名は多くあるが昔、多くの鱒(サクラマス)が遡上してきていた場所であると想定される。
下記がその一例である。
岩手県遠野市宮守町下鱒沢
岩手県紫波郡紫波町升沢
山形県遊佐町 鳥海山麓洗沢川の上流 枡川
宮城県大和町 升沢
宮城県 東和町 鱒淵川
秋田県 合川町 増沢
秋田県由利本荘市 子吉川 芋川の上流 増川
山形県 朝日村 赤川上流 鱒淵
青森県 増川川
*約50年前の高度成長期に建設されたダム、公害等で日本の川は破壊されたが徐々に戻りつつある、隠れたポイントが昔の地名から見つかるかもしれない・・・・
参考文献:(鮭・鱒〈1〉 (ものと人間の文化史))著者:赤羽正春
コメント
鳴瀬堰は全期禁漁区となっておりますので、お気をつけください。漁業権を購入した際に貰える心得に記載してありますので、再確認すると良いかとおもます。
連絡、有難うございます。鳴瀬堰は全期禁漁区との事、ブログに掲載しました。以後、注意して釣りをしたいと思います。