シーバスロッド DIY修理、メンテナンスの仕方

シーバス釣り

シーバスロッド 破損防止、DIY修理の仕方

シーバスロッドは設計上、魚を掛けて曲線を描くしなりやキャスト時のねじれには大変強く作られています、通常の使い方ではほとんど折れることはありません。

但し、素材へのキズ想定外の負荷(穂先の糸がらみ)がかかるとそこから簡単に折れてしまいます。

シーバスロッドは中弾性から高弾性カーボンを使用していますので、これが点やキズに弱い原因です。(しかし、その分軽くて感度がいい)

シーバス釣りをして高価なシーバスロッドを折ってしまった、ガイドが破損して方は多いはず。

そんな時に自分でシーバスロッド修理する方法を下記の事例を元に解説します、参考になれば幸いです、(^^)/

ロッド本体 折れた。

穂先(ティップ)が折れた。

ガイドが破損。

 

動画 釣りロッド、釣り竿の修理

ロッド修理 #1 折れた竿の修理方法 初心者向け 解説 (前編)

 

シーバスロッド 破損防止 取り扱い

シーバスロッドはロッド本体の使用時には、相当な荷重にも耐えるよう設計されていますが、保管時、移動時のウッカリミスなどで、破損を起こしたりします。

大切なカーボンロッドをそんな事故から未然に防ぐために

使用中の注意

保管時の注意をご確認ください。

シーバスロッドを地面に置き竿しない!

置き竿はしないことが重要、 置き竿をすることに岩場、石の鋭角な部分がロッドのカーボン素材に当たり、擦れ傷を発生します。

これをそのまま放置するとロッドにテンションが加わると少しずつ傷が多きくなり、最終的にはロッド破損につながります。

また、風が吹くと転がって更に複数個所に傷が入ってしまう場合もあります。

シーバスロッドを地面に置き竿しない!

シーバスロッド 根掛かりしてあおり過ぎない!

根掛かりした場合基本的には軽くあおって外れない場合は根掛かりした場所まで外しに行き、 それができない場合には根掛かり外しを使い対処するか、どうしても外れない場合は糸を引っ張って切る、 無理にあおって竿を破損しては元もこうもなくなる。

シーバスロッド 根掛かりしてあおり過ぎない!

 

車で移動時 ロッドホルダーを使用する!

車に積み込むと急ブレーキや急ハンドルで車内でロッドが傷ついてしまいます、それを防止する車用の「ロッドホルダー」を取り付けて、ロッドの傷発生を阻止します。

上部に取り付けれられるので収納性がアップしロッドを数本安全に運べます。

車で移動時 ロッドホルダーを使用する

 

 

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シーバスロッドの修理

カーボン製シーバスロッドは年々、軽量化、高弾性化されておりますが、それだけに繊細な面もあり、取り扱いの不注意で、思わぬ破損を招くこともあります。

ロッド修理を自分でする場合、「折れた場所」と「折れ方」によって自分で修理可能なモノと不可能なモノがあります。

DIYで修理可能な破損したロッドを方法を下記に記載します。

 

シーバスロッド 折れ インロー修理

折れたシーバスロッドの破損の一部をカットして、切り口を合わせて、次にインナーソリッドを挿入後に接着剤で硬化させる方法です。

シーバスロッド 折れ インロー修理

①まずは折れたシーバスロッドのTOP側およびリール取り付け側の破損面をノコギリでカットして断面を綺麗に仕上げます。

②次に折れたシーバスロッドの中に挿入するインナーソリッドを作成する為に内部に挿入可能な外径のカーボンファイバーロッド若しくは不要な竿を準備し60㎜前後にカットします。

③インナーソリッドが出来たら折れたシーバスロッドの中に挿入し、断面を合わせた後にエポキシ接着剤で硬化させます。

④継ぎ目処理と補強を兼ねてカーボンロービングを巻き、エポキシ接着剤で硬化させます。

⑤その後にクリアラインテープを巻いておくと仕上げがきれいで作業が楽です。

シーバスロッド 折れ インロー修理①

シーバスロッド 折れ インロー修理②

シーバスロッド 折れ インロー修理③

 

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おすすめ 商品 カーボンファイバーロッド

DIY用カーボンファイバーロッドです。

 

 

おすすめ 商品 カーボンロービング

 

 

おすすめ 商品 メタルロック

カーボンロービングを巻いて接着剤で硬化させる場合はチタン・カーボン用の接着剤がお勧めです。

おすすめ 商品  クリアラインテープ
『クリアラインテープ』は塗装のマスキングなどをするときに使用するビニール製のテープなので接着剤が硬化しても楽に取れます。

シーバスロッド 穂先 修理

穂先(ティップ)はロッドの中で一番精度の求められるパーツであり、ココでロッドの感度が決まりますがシーバスロッドの穂先にルアーが絡んだままキャストすると一発で穂先(ティップ)が折れます。

ロッドの修理で多いのが穂先修理、ティップ交換ですので元々「交換ティップ」が別売りであったり、「替えティップ」が付属しいているものまであります。

簡単な修理としては先頭のガイド付近から折れた場合はガイドの交換だけで済ますこともできます。その場合は全体の長さが折れた分だけ短くなり、ロッド全体のバランスも少し変わり、「調子」も胴に寄ってくるので硬くなります。

シーバスロッド 穂先 修理

おすすめ 商品  富士工業 バスロッド用POTリペアキット

突然の穂先折れやトップガイド破損など、釣り場での緊急事態に備えて携帯できるFUJIリペアキット。

シーバスロッド ガイド 修理 ~ガイドのスレッド巻き編

破損して外れたガイドの取り付け方を解説します、準備するモノは下記です。
  • ガイドセメント(スレッド(糸)を巻く前にガイドを仮止めする際に使用、ホットメルト接着剤です)
  • マスキングテープ
  •  スレッド(糸)
  •  ライター
  • バーニッシングスティック
  •  ピンセット
  •  はさみ等
外れたガイドを取り付けていた部分をカッター等で削り、除去して再度、外れたガイドを取り付けて、スレッド(糸)を巻いて、最後にエポキシ接着剤で硬化する方法です。
①はじめに以前のガイドが取り付いていた箇所の接着剤等をカッター等で除去します。
②次にガイドの取り付け部(裏)をライターで熱してからガイドセメント(ホットメルト接着剤)に擦り付けてガイドセメントを付けます。
*グルーガンがあれば楽にホットメルト接着剤が取り付けることができます。
③ガイドをガイド取り付け部に取り付けて仮固定させます。
④糸ボビンからスレッドを出してガイドをガイド取り付け部に巻き付け固定させます。
その際に糸止め&養生テープとしてクリアラインテープを使用すると作業が楽です。
⑤次にエポキシ接着剤を糸巻き部分に塗布して、硬化後にクリアーテープ等を外して完成です。
シーバスロッド ガイド 修理 ~ガイドのスレッド巻き編①
シーバスロッド ガイド 修理 ~ガイドのスレッド巻き編②
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ロッドタイプ:ソルトウォーター スピニングロッド。
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おすすめ 商品  エポキシ接着剤  セメダイン 5分硬化型エポキシ系接着剤
 エポキシ樹脂を主成分とする二液を混合して使用するタイプの接着剤。
硬化膜は硬く強靭なため金属などの接着に向いている。
また化学反応で硬化するため肉やせがなく、穴埋め、すき間充填などの応用も可能。

まとめ

シーバスロットの自作DIYでの修理方法について解説しました。
専門店に依頼すれば信頼性の高く、仕上げも良い修理が可能ですがかなり高額なリペアー費用になります。
自作DIYでやれば千円前後で費用が済みます、又 仕上げも丁寧に時間を欠けて作業を行えば思った以上に仕上がると思います。
最後にシーバスロットの取り扱い方を少し注意して行う意識を持つようにしてください。
そうすることによってロッドを修理する時間というムダな時間が激減し、その分、釣行時間が増え、魚と会える機会が増えます。
最後にシーバスロッドを購入時は下記のサイトが参考になります。

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