釣りバカ日誌 鮎釣り 鳴瀬川
台風21号が通り過ぎた後の晴天に一日。
天気よし、これで鮎がつれれば申し分がないが・・・
加美町の門脇釣り具店の話だと、今年の解禁日は旭橋で爆釣だったとの事。
但し、上流は天然アユが遡上できずハミアトなし。
原因は新しく堰堤が設置されたが今年の5,6月の降雨量の少なかった為もあり、天然アユが遡上できず、旭橋の堰堤の下に溜まってしまった為。
時期は9月であり、現在、釣れているか、定かではないがオトリ購入後に旭橋に向かう。
現地に到着、釣り人の姿はなし。
とりあえず、モノは試しと思い小一時間、オトリ鮎をおよがせるが当たり、ひとつとしてなし。
次に小野田橋に移動、上流の平瀬をためすがここもダメ、最期に上流の堰堤、明神堰を試すが2匹ゲットして終了。
今年の鳴瀬川もここで納竿終了とした。
今日の教訓、名言、格言~釣りの哲学~
魚道 アユ遡上
簡易式魚道にての鮎の遡上を大幅に向上させた改善事例がある。
最近、多摩川に100万尾を超えるアユが遡上し、漁業関係者をはじめ広く一般からも注目を集めています。一方で、これまでの調査から堰等の構造物に設置されている魚道の中には十分に機能していないものがあり、アユの遡上阻害要因にもなっています。
そこで、アユをスムーズに上流まで遡上させるために、既存構造物に影響を及ぼさない簡易魚道を開発(土嚢式、パイプ式、ハーフパイプ式)
土嚢式の構造はいたって簡単、土嚢を積み上げるだけ。
土嚢式簡易魚道は人員8名で5時間かけて完成。使用資材は土のう袋385枚、ガラ袋89枚。撤去には人員6名で3時間。
ハ ーフパイプ式簡易魚道は秋川南郷堰において、塩ビダクト管(径35cm、長さ4m)を半分に切ったものを用いた簡易魚道(幅7m、勾配1/3.5)を設置しました。構造は、足場用単管パイプでフレームを作り、塩ビ管内に魚網を利用した蛇籠と石を配置して魚の休憩場所を設置。
簡易魚道のアユ遡上効果
以前の遡上数127万匹と比較して平成24年は1194匹と10倍遡上数がアップ
参考サイト:簡易魚道で天然アユののぼりやすい川づくり
*簡易魚道の設置、撤去は漁業協同組合および地域の釣り愛好会だけでも対応できる!
お金をかけずに知恵を出して、もっと素晴らしい簡易魚道は設置して昔の日本の川にようにアユが群れをなして、夏になればスイカの香りがする川に復帰を拙に祈る。
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