釣りバカ日誌 サクラマス釣り 旧北上川
天気、晴天、気温 低し 正午 15℃前後。
午後より旧北上川に向かう。
初めに旧北上川の魚券を購入の為に東和町にある北上川漁業協同組合に行く。
年券は3000円なり。
組合員の方のお話では北上川の支流の二股川、鱒淵川には昔はサクラマスが遡上していたが1950(昭和25)年に制定された「造林臨時措置法」を契機に、一気にスギの植林が進められ、広葉樹が伐採されて山の保水能力が低下し、夏には川は涸川になってしまいサクラマスも遡上、棲めない川になってしまったらしい。
暫く、事務所にいた組合員の方と釣り談議をしていると携帯に電話が入り、脇谷で2匹 組合員の知り合いの方がサクラ鱒を釣り上げたとのGoodな情報あり、急いで現場に向かう。
北上川漁業協同組合近くの支流 大関川、現在は水はあるが夏は涸れてしまうらしい。
途中、今日の本命の脇谷洗堰に行く前に支流 二股川の現場確認の為に北上川漁業協同組合から5分のところにある二股川 北上川合流点にに行く。
サクラマスが遡上する際の休憩所になるポイントである、合流点には小さな島があり広大な北上川での変化のある場所。
ここで1時間、キャストを続けるがサクラマスはお留守番なので本命の脇谷洗堰に向かう。
脇谷洗堰には午後4時に到着、下から黒いプラ袋をふたつをぶら下げて釣り師が上がってきた。連チャンでサクラマスをヒットさせたとの事、羨ましい!!
下の釣り座には一人だけがキャストをしていた。
急いで支度をしてキャストを開始。サクラマスのヒットを期待をしながらルアーをメタルからミノ―そしてシンキングと変えるが釣れる気配なし、徐々に集中力が低下する。
夕陽で西の空が段々と赤く染まっていく、風も徐々に強くなり、体が冷え、指先が硬くなる。隣のアングラーも帰り、納竿の時間が近づく。
釣り座を独り占めにしてキャストを続けるがサクラマスのバイトもなく今日も無事に釣りを終了する。
今日の教訓、名言、格言~釣りの哲学~
日本は美しい! ほんとか??
1950(昭和25)年に制定された「造林臨時措置法」によって広葉樹の森が消滅し、スギが植林され日本の山、川は破壊された。おまけに子供、孫の代まで花粉症が蔓延させたのは誰か?
日本の優秀な学者の方そして聡明な官僚の方々はこのことが予見できなかったのか??
予見できたはずである、しかし 補助金等に目がくらみ スギを植林すれば建築木材が安定に供給できるとDATA等を捏造したのではないか? 人災である。
海外の安価な建築材に押されて、日本のスギは伐採すればするほど、赤字になる樹と化した。おまけに樹齢は70年以上であるのでこれからも春になると黄金の粉をまきつづけるのだろう。
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