サクラマスの生息地
サクラマスの生息地(生活型)は大きく分けて次の三つがある。
①河川残留型(河川型ともいう):
海に降ることなく一生を河川で過ごす型。小型。
ヤマメ、アマゴがこのタイプ。
②降海型:
一生のうち一部を海で過ごす型。大型になる。
サクラマス、サツキマスがこのタイプ。
③湖沼型(降湖型ともいう):
一生のうち一部または全部を湖や沼で過ごす型。多くは海の代わりに湖を使う。大型になる。
ランドロック(陸封)タイプのサクラマス。
サクラマスは生息地によって海で獲れた大型で銀色のサクラマスを鱒(マス)といったり,川で釣った小型で体側に小判型の斑紋があるサクラマスを山女魚(ヤマメ)といったりする。
よってサクラマスの生息地によって海、川、湖での釣り方があり、ポイント、タックルが違う。
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サクラマスの釣り方
本流(河川) サクラマス釣り
サクラマス釣りのメインのフーィルド。河口の汽水域から広大な下流、中流部、そしてシーズン終期の上流部と範囲が広い。
潮の干満の影響を受ける河口域の汽水域でのサクラマスは海サクラマスと同様にまだ口でベイトを捕食するのでヒットする確率は高いが中流域まで遡上したサクラマスはほどんどエサを捕食しないし、ポイントが広いのでヒットさせるのは至難の業です。
更に上流域の支流に遡上したサクラマスの釣りとなると網目状に分岐した支流のポイントを如何に効率的に攻められるかが勝敗の分かれ目になる。
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湖、レイク サクラマス釣り
湖を仮想の海としている陸封型あるいはランドロックタイプと呼ばれるサクラマスがいる。
北海道の洞爺湖、岩手県の岩洞湖、宮城県の七ヶ宿ダム等が湖のサクラマス釣りで有名です。
陸封型のサクラマスはベイトを捕食する、海サクラマス、シーバスと同様にフィシュイーターなのでベイトがいるポイントを狙えば本流サクラマスよりはヒットする確率は高い。
又、湖でのサクラマスは40㎝前後の小型が多いがワカサギ釣りで有名な湖はワカサギを捕食するので海サクラマスに匹敵するほどの巨大なサクラマスが育つ。
シーズンは解氷から梅雨頃まで(4月~6月)、夏になり水温が上昇すると深場に移動するので釣れなくなる。
岩手県の岩洞湖では冬の氷上のサクラマス釣りが人気を博しています。
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海サクラマス 釣り
川でサクラマスを釣ることができないことから北海道で生まれた釣りが、海サクラマス釣りです。河川に遡上する前のサクラマスを砂浜や磯場からねらう釣りは、最高にエキサイティング。ベイトフィッシュを荒食いするサクラマスはルアーヘの反応もすこぶる良く、本流サクラマス釣りとは違う爽快な釣りが楽しめる、しかし海サクラマスは川とは違いソルトウォーター仕様のタックルが必要です。
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サクラマス ジギング、真鱒釣り
近年、東北の三陸で人気を博しているのが真鱒ジギングです、船で沖合のサクラマスをメタルジグで釣ります。特に岩手県 三陸町の越喜来沖でのママスジギングが数、サイズとも良く評判です。
水深100m前後の棚をレンジを変えながらベイトであるメロウドを探してジグをしゃくりながらサクラマスを釣ります。
参考サイト:広進丸の出船予定表&釣果情報
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