釣りバカ日誌 サクラマス釣り 北上川
北上川のサクラマスもかなり上流に遡上している時期なのでサクラマスの未開拓のポイントである、一関市に向かう。
現地には6時半に到着、場所は北上川橋の上流にある北上川と支流・瀬脇川の合流点、合流点までは沢沿いに歩いて10分位で到着、北上川の本流の汚れも濁度10位で釣りは可能。
大自然に囲まれて釣れそうな雰囲気は濃厚だったがサクラマスさんは不在中だったのか、ノーバイトに終わる。
北上川と支流・瀬脇川の合流点 Google ストリートビュー
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次のポイントは大船渡線ドラゴンラインと北上川の合流点、以前は左岸から攻めたが今回は支流からの流れこみもある右岸から攻める、上流は瀬、下流は淵そしておまけに流れ込みがある。
サクラマスの着き場にはうってつけのポイントだが約1時間半、キャストするがノーバイト、時間もお昼、近くなり気温も27度とかなり上昇してきたのでお昼のランチタイムも兼ねてポイントを移動。
大船渡線ドラゴンラインと北上川の合流点 一関市 川底 Google ストリートビュー
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昼食&お昼寝後は砂鉄川との合流点にポイントを移動して約一時間、キャストを繰り返すがノーバイト、ポイントの上流は一関市役所川崎支所 川崎防災センターがあり大型の船と停泊できる大きな淵となっており、サクラマスの居つきそうなポイント。
砂鉄川と北上川の合流点 Google ストリートビュー
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最期のポイントは千厩川と北上川との合流点、ポイントは水深が浅いポイントなので早々に切り上げて、納竿、約2時間を費やし仙台に帰宅する。
砂鉄川と北上川の合流点 Google ストリートビュー
今日の教訓、名言、格言~釣りの哲学~
流れ込みを攻めるべし!
川、湖および海釣りでは変化があるところがポイントになりやすいがその中で”流れこみ”は第一級のポイントです。
支流から本流への流れ込み、または湖および海への流れ込み箇所は多くのベイトがあつまり、したがって多く魚があつまります、なぜか?
流れ込みに魚が集つまる理由1:
支流から流れる水は瀬等の酸素が溶解しやすい箇所を流下するので溶存酸素量(DO)が非常に高いので魚の活性度が高くなる。
流れ込みに魚が集つまる理由2:
上流の樹から落ちてた昆虫等の餌が流れ込みに集まるので必然的にそれを餌にするベイトがあつまる。
流れ込みに魚が集つまる理由3:
上流の豊富な栄養分を含んだ水が支流から流れ込みに落ちるのでそのポイントには植物性および動物性プランクトンが集まりやすく、ゆえにそれを餌にするベイトおよびそれを捕食する魚が集まる。
流れ込みに魚が集つまる理由4:
増水時に本流の流量が増し、汚れてくるとそれを避難するために多くの魚が汚れがひどくなく、流量がそれほど速くない支流および流れ込み部に集まる。
5月以降の代掻きによる増水、白濁の時も同様に汚れが酷くない支流との合流点にサクラマス等は集まりやすい、何故ならば汚れの程度、濁度が高くなると溶存酸素量(DO)が低下するのでサクラマス等の魚は少しでも過ごしやすいように汚れの酷くない流れ込み部に集まる。
流れ込みに魚が集つまる理由5:
地形的に流れ込みは水流で底の砂等が流されるので凹んで水深が他のエリアと比較して深くなています、よってフィツシュイターであるシーバスおよびサクラマス、鮎等の格好な生息場所になっています。
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