鮎釣り ポイント調査、準備
鮎釣りに行く前の現地のポイント調査を経験と勘と度胸(笑)およびGoogle Mapを活用して記載しています。
更に下記の記事を見ていただければ大漁、間違いなしです!!(^^)/
鰺ヶ沢町 赤石川 天気予報
現在の鰺ヶ沢町 赤石川の天気予報の詳細はこちらで検索できます。鰺ヶ沢町 天気予報
鰺ヶ沢 赤石川 水位 鮎釣り
赤石川の現在の水位を確認できます。
平水は約1m前後。
参考サイト:国土交通省 川の防災情報
赤石川 鮎釣り Map
赤石川は世界遺産・白神山地より流れ出る清流で、全身が金色に輝く金アユが釣れる川として知られている。流程全域が鰺ヶ沢町に属し、町自体も金アユをブランド商品として河川管理、
放流事業などに力を入れている。
釣り人にとってこの川の最大の魅力は、大量の天然ソ上にある。私の知人には、5月に天然遡上してくるアユの匂いが分かるというくらい、濃密な魚影を誇る。
しかし、ここ数年の異常気象による豪雨で川のようすも変化している。遡上シーズンに白川になって10日以上もサオがだせない、大淵に小砂利や泥が溜まるなどに加え、鵜の増加によって遡上数は確実に減ってきている。それでも東北きっての魚影と追いのよさを誇る川であることは問違いない。
赤石川は河口から最上流部まで右岸か左岸に町道か農道が走るため、入川が容易にできる。しかし駐車スペースは限られているので、農作業や通行の妨げにならないよう注意されたい。
オトリ店も河川沿いにあり、温泉や宿泊施設、キャンプ場も点在するので遠征で釣行を計画するにも最適だ。
*鮎マークをクリックするとその地区のポイントのが概要が表示されます。
赤石川 下流 鮎釣り ポイント
赤石川のアユ釣りは7月1日に解禁を迎え、下流域の日照田、舘前地区では魚影が多く数が釣れるものの、型は8~16mとムラが大きく、オトリの確保に難儀することもある。平坦な瀬(小石底)から浅トロ、チャラ瀬が連続する流れで釣り返しも利く。
8月に入るとアユも成長し、小振りがらも型が揃ってくる。タマズメの高活性時などは入れ掛かりも期待できる。9月には産卵のため下ってきた上流部のアユでさらに魚影が多くなり、短期間ながら最後の釣り舞台となる。
赤石川 下流 南金沢町 開源橋 航空写真
開源橋 ストリートビュー 鮎釣り
赤石川 中流 種里、鬼袋地区 鮎釣り ポイント
中流域の種里、鬼袋地区は赤石川のメインステージで、頭大から人間大の石や岩がギッシリの瀬、トロが連続する。水深も膝~股ほどの流れで釣りやすい。
種里地区では、毎年7月3週の日雌日に金鮎友釣大会(赤石清流会・鰺ヶ沢町主催)があり、大会当日はぎっしりと釣り人が並ぶ。小森橋上流右岸には数十台駐車できる広場があり、クラブの例会などにも利用されている。
天然ソ上と放流魚が混じるためアユの魚影は多いが、数年来続く記録的洪水により、上流から運ばれてきた小砂利、浮き石が多いのが難点。
釣れるサイズは18cm後が多く、状況によっては3ケタもねらえるので、釣れるパターンをいち早くつかみ、効率よくオトリを循環させる釣りを心掛けたい。
この地区から1つ上流の集落(一ッ森町)にかけて、石の大きさがガラッと変わり渓流相となる。大石の絞り込まれた流れが点在し、解禁直後から18~19mの背幅のある「これぞ金ア
ユー」といった魚が掛かりだす。
梨中橋上流には、かつて銀座通りと称された区間があり、人勢の釣り人で賑わったが、現在は少し寂れた感も否めない。
中流域上部には町営アユ養殖場やキャンプ場があり、訪れる釣り大も多いが、渇水期に入るとグンと釣りが難しくなる。見えているのに追わない、掛からないなど、じれったい釣りを強いられることもある。
赤石川 小森橋 航空写真
小森橋 ストリートビュー 鮎釣り
赤石川 上流 鮎釣りポイント
22~24cmを手にできる上流部
上流域は中流上部のキャンプ場から上流、両岸が自然石で護岸されたエリアから始まる。所々に大石が点在し、いくつにも流れが分散した瀬、チャラ瀬が400mほど続く。
増水後の残りアカも多く、両岸を探れるため飽きのこない釣りが楽しめる。
この辺りから流れは蛇行し、山が切り立ち大淵、堰堤が連続する。各堰堤には魚道が整備されており、日本の滝百選にも選ばれた「くろくまの滝」付近までアユが遡上する。
上流域を釣る時に注意したいのがツキノワグマ。シーズン中に必ずといっていいほど目撃例が報告されているので、クマ避けの鈴など装備を万全に整えたい。また、7月下旬から出始めるアブ。これは尋常ではない数が発生する、
お盆を過ぎると日に日に涼しくなり、ひと雨ごとにアブの数も減るので、その頃をねらいポッテリと成長した22~24mのアユを手にするのも得策だ。
赤石川 熊の湯温泉付近 航空写真
熊の湯温泉 ストリートビュー 鮎釣り
赤石川 宿泊 ガイド
熊の湯温泉旅館は、世界自然遺産白神山地と『金鮎』で有名な清流、赤石川に囲まれた山間の一軒宿です。
赤石川 オトリ&魚券販売店
安田商店(日照田町) 電話0173-72-2390
太田商店(種里町) 電話0173-79-2404
熊の湯温泉(一ッ森町)電話0173-79-2518
須藤アユ養殖場(南金沢町)
鰺ヶ沢町アユ養殖施設(一ッ森町)電話0173-79-2102
詳細は下記のサイトを参考にしてください。
*更に詳しい内容の解説は下記の本に記載しています。
参考文献:
東北「いい川」アユ釣り場
釣り場情報マップ 山形県
東北の渓流・鮎ガイド