改良堀田式 FGノット~ノットアシスト不要~
FGノットはファーストジギンクノットの略称、first jiggingの最初のFと最後のGをとった接続方法で現在ではジギングはもとより、シーバス、サクラマス釣り等のPEラインとショックリーダーを接続するを接続する方法として定番の結束方法。
そのFGノットの中で簡単で、人気があり、且つ強度が優れている『ヒラメハンター』堀田光哉氏が開発した簡単 FGノットを更に使いやすくする為に編み付け器(システムスティック)を使用したFGノットの編み付け方法をイラストにて説明しました。
高価なFGノットアシストツールが不要であり、千円前後で購入できるタカ産業のFG System Holdを使用して簡単に強度のあるFGノットが作成できます。
準備 FGノット作成
PEライン、ショックリーダーを準備します。
黄色ラインがPEライン、黒ラインがショックリーダーです。
PEラインをリールから出して編み付け器(システムスティック)に取り付けて、ピンと張った状態にし、その上にショックリーダーを乗せます。
右手の親指をショックリーダーとPEラインとの交点に置く。
FGノット 編み付け
編み付け1
親指で交点を押さえながらショックリーダー端糸をPEライン上部の下面(左⇒右)をくぐらせる。
重要:開始位置は親指の下から、ここを間違うとFGノットの編み付けはできなくなる!!
編み付け2:
親指で交点を押さえながらショックリーダー端糸をPEライン上部の下面(左⇒右)をくぐらせる。
編み付け3:
次にPEラインにリーダー端糸を巻いてから親指の方に戻す。
編み付け4:
次にリーダー端糸をPEライン下部の下面をくぐらせる。
編み付け5:
次にリーダー端糸でPEラインを巻きながら元の親指の位置にもどる。
『重要事項』
糸の通し方が分かりやすいように図解ではリーダー端糸はたるんでいますが親指にリーダー端糸が来た時にはきつく締めてタルミをなくす。
編み付け6:
次に同様な作業を16回以上繰り返し、PEラインにリーダー端糸を巻いていきます。
編み付け7:
最期にPEライン本線とショックリーダー本線を釣りグローブを着用し、編み込み部に唾をつけて左右に引っ張り、きつく絞り込みます。
FGノット ハーフヒッチ
ハーフヒッチ1:
固定していたPEラインを外し、PEライン本線とショックリーダー端糸を平行に並べます。
ハーフヒッチ2:
固定していたPEラインでPEライン本線とショックリーダー本線に巻きつけます。
ハーフヒッチ3:
PEライン本線とショックリーダー本線をハーフヒッチで結びます。
FGノット 完成
更にハーフヒッチで4回、同様に結んで最後にショックリーダー端糸と不要なPEラインをカットして終了です。(ハーフヒッチは5回以上)
動画 簡単なFGノット結び方【イラスト図解】
Youtubeに投稿したFGノット結び方の動画です、参考にして頂ければ有難いです。
Slideshare 簡単なFGノット結び方【イラスト図解】
スライドシェアで作成したパワーポイント(PDF版)資料です、ダウンロード可能です。
おすすめ FGノットアシストツール
【TAKA/タカ産業】FG System Hold2
高価なGノットアシストツールは不要です、簡単にFGノットの編み付けが現場で即時に作成することができます。
おすすめ PEライン
バークレーのファイヤーラインは細くて高感度であるというPEラインの特性を持ちつつ、ライン自体に硬度を与えてライントラブル(強風時の糸がらみ)を防ぐことに成功しています。
そして、価格も他のメーカーのPEラインよりかなり安いのでお勧めの商品です。
バークレイ スーパーファイヤーライン 150m グリーン 1.2号 20lb
PEラインとは異なる次世代のスーパーラインの登場です。
従来のファイヤーラインに比べ、約17%の飛距離アップを実現。
下記の記事も参考にしてください。
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