湖、レイクのサクラマス釣り【図解】

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陸封サクラマスの生態と特徴

湖沼型のサクラマスの生態

現在、「サクラマス釣り」というと川での釣りがメインに浮かぶが1970年代から銀山湖などでは大イワナとともに湖沼型サクススが盛んに釣られていたこともあるし、ベテランのなかにはむしろレイクフィールドでの釣りに親しみを感じているアングラーも多いのではないだろうか。もちろん、今でも湖沼のサクラマスは人気の釣りで、北海道から本州各地のさまざまな湖沼で楽しまれている。

湖沼のサクラマスとは、ダム湖や天然湖を仮想の「海」と見立ててスモルト化し、大きく育った個体群のことです。「陸封型サクラマス」や「ランドロックサクラマス」などと呼ばれ、
河川で釣れるサクラマスよりもひとまわり小さい40m前後がアベレージとなる釣り場が多い。

なかには外洋を回遊した魚と比べてもまったく遜色ないほど大型化するフィールドもあり、サクラフリークたちを熱くさせている。

洞爺湖や銀山湖など、陸封サクラマスの人気フィールドは全国各地にいくっかあるが、ダム湖や天然湖に流れ込む河川上流にヤマメが生息してさえいれば、もちろん魚の多少にそれぞれ差はあるとはいえ、どのフィールドでも陸封タイプのサクラマスがヒットする可能性はある。

釣期は各地の遊漁規則によるが、結氷する湖であれば、解氷から水温が高まる梅雨頃までがひとつのシーズンです、水温が上昇してしまうと、岸からのキャスティングでねらうには飛距離
の面で難しくなることが多い。

銀山湖(奥只見湖)サクラマス

銀山湖(奥只見湖)サクラマス

陸封型サクラはエサを食べる

湖沼のサクラマスと河川のサクラマスとの大きな違いは、陸封タイプのサクラマスはエサを捕食しているという点だ。朝夕マヅメには、岸際に寄ったワカサギをねらったサクラマスが、水面をボコボコと沸騰させている光景も湖沼の釣りなら珍しくない。春~初夏シーズンの陸封サクラマスの生態は、むしろ「外洋生活期のサクラマス」に近い。フィールド規模が巨大なわりに射程範囲が限られるため、決して簡単な釣りではないのだけれど、少なくとも盛んにベイト
を追っている魚をねらうわけだから、相手の活性状況に大きく左右される河川の釣りよりも作戦は立てやすいとも言える。釣り場に通ってデータを蓄積するにつれて、どんどん釣りの精度が高まるのが湖沼のサクラマス釣りです。

陸封サクラマスは、淡水に馴染んだサクラマスと違ってウロコがもろく、鮮やかなグリーンバック、ブルーバックの美しい1尾がねらえる。

ワカサギ

ワカサギ

湖のサクラマスのベイト ワカサギの生態

陸封タイプのサクラマスは、エサを食べる。フィーディング(給餌)する。つまり、基本的にベイトフィッシュを追って行動しているフィッシュイーターなので、小魚がいるところ、集まる場所がポイントです。

湖沼に生息するベイトとしてはとしては、ワカサギ、ウグイ、他マス類の稚魚といったところが一般的。なかでも代表的なベイトがワカサギで、天然湖でもダム湖でもそこに放流されてさえいれば(または放流の実績があり、天然繁殖していれば)ワカサギがトラウトたちの格好のターゲットになっている場合がほとんどだ。

ワカサギも成長期に降海するタイプと生涯を淡水で生活する陸封型がある。

産卵期の冬から春にかけて大群をなして河川を遡上し、淡水中の水草、枯れ木などに付着性の卵を産みつける、食性は肉食性で、ケンミジンコやヨコエビなどの動物プランクトンや魚卵や稚魚などを捕食している。

陸封型、湖サクラマス釣り タックル、装備

湖の基準ロットは、ミディアムライトークラス。まさかの大物が夢ではないフィールド
なので、それらに対処できるパワーを備えたアイテムが好ましい。リールは中型のスピニ
ングリールを選択し、ラインは、キャスト時の飛びとファイト時の丈夫さの最大公約数で
ある8ポンドが基準だ。メインとなるルアーは、主にミノーとスプーンである。

湖 サクラマス タックル

湖 サクラマス タックル

陸封型、湖サクラマスのロッド

本州の陸封サクラマスの標準サイズは40㎝前後。時には50㎝クラスがねらえるフィールドもあるが使用するタックルは本流で使われるものに比べて若干、ライトになるのが一般的でロッドの長さは7ftクラスが主流。

8ft前後のロッドもよく使われているが、湖の釣りではキャスト時に、背後にブッシュが迫っていることも多く、あまり長すぎると枝に当たってしまうため、取り回し優先のショートレングスのほうが好まれる傾向にある。

ちなみに、東北地方の湖沼ではサクラマスをメインターゲットに据えて釣行できるので、以上の道具立てがバランスがいいのだが、より大きなトラウトがヒットする可能性があるフィールドでは、大きな魚に合わせた道具立てがべ夕ー、トラウトによって好む付き場や生態に違いはあるとはいえ、そうそう釣り分けることはできないものだ。大型がヒットしても充分にやり取りできるタックルを準備しておけば、望外の1尾を取り逃がして後悔することもない。

アベレージサイズが50㎝を超え、60㎝オーバーの大型が現実的にねえるフィールドでは、本流サクラマスのメインタックルをそのまま流用できる。ロットは長さ8ftクラスで、10~20gのルアーをストレスなくキャストできるもの。とはいえ、こちらも背後に木の枝が迫り出している状況が多いことに変わりはないので長すぎるロッドは取り回しが悪くなる。

ナイロンのラインシステムの場合は、手間を考えると直結のほうが簡単なのだが、湖の釣りでは群れが離れた時に重いルアーを遠投したいことも珍しくないので、振り切れを防ぐためにもリーダーはあったほうが安心。特にスナップを使う場合はどうしてもノットが古くなり、結び目に疲労が蓄積しがち。キャストのインパクトでブレイクしてしまうことがないように、あらかじめリーダーで結び目を強化する。

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長さ:7feet
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適合ライン:[PE/号]0.3-0.8、[ナイロン/lb]2-6
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湖サクラマス ライン

40㎝サイズの場合はラインはナイロンなら8lbを基準に、小さめのミノーを多用する時は6lbまで落としても良い、ルアーはスプーン10~14gをメインに、7~8㎝のシンキングミノーを用意しておきたい。群れが離れた時のための小型のジグや、ジグミノーなどまで用意できると万全です。

50㎝以上のサイズの場合はラインはナイロンならメインライン8lbで、16~20lbリーダーをセットする。本流の釣りよりも使用ルアーのウェイトが全体的に軽くなるのでPEラインに大きな優位性を感じる場面も多いのも湖の釣りの特徴。

ラインについてはPEラインならメインラインPE1~1.2号に20lb前後のリーダーをセットするライン・システムが標準的。ナイロンの場合は10lbをメインラインとし、16~20lbフロロカーボンリーダーをセットする。重いルアーを投げ続ける釣りなので、ナイロンラインで釣りをする際は振り切れ防止のシヨックリーダーが不可欠です。

飛距離や波の影響を考えると、PEラインは飛距離があり、使用頻度が高いが傷に弱く、また風が強い時もナイロンの方が扱いやすい。

又、最近はルアーフィッシングでは、新素材のラインが主流になりつつあり、その中でバークレーのファイヤーラインは細くて高感度であるというPEラインの特性を持ちつつ、ライン自体に硬度を与えてライントラブル(強風時の糸がらみ)を防ぐことに成功しています。

そして、価格も他のメーカーのPEラインよりかなり安いのでお勧めの商品です。

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PEラインとは異なる次世代のスーパーラインの登場です。
従来のファイヤーラインに比べ、約17%の飛距離アップを実現。

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湖サクラマス リール

リールはラインを150m巻ける2500番の中型タイプがおすすめ。

リールについては自重も注目ポイントのひとつ。軽いほどタックル全体のウェイトが軽くなり、感度などの面でメリットも多いのだが、使用するロッドとマッチしていないとその軽さが逆に仇となってかえって使用感が重くなってしまう事がある。

リール選びは、ロットとのバランスが大切。先重りするような時はリールが軽すぎることが考えられるので、番手を上げるなどしてバランスを見直してみたい。リールとロットが合っていれば、スムーズにロッドを振り抜くことができます。

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スプールリングの特殊な形状による「ライン整流効果」で、ライン放出がベストな状態に整えられます。

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湖サクラマス ルアー

準備しておきたいルアーは、スプーン10~20g、ジグミノー8~10㎝、ミノー9~12㎝といったところ。魚が回遊してくるのを待つ釣りになることが多いので、飛距離が稼げるルアー
をメインに揃えておきたい。

湖サクラマス釣り  スプーン

フィールド規模の広大な湖では、とにかくルアーがある程度の飛距離を稼いでくれなければ勝負にならない場面が少なくない。その点、シルエットが薄くシンプルにできていて、なおかつコンパクトなボリュームでも充分なウェイトを持つスプーンは、湖の釣りに最適なルアー。ミノーやジグミノー、メタルジグなども必要になる状況はあるけれど、スプーンをメインに釣りを考えておけばほとんどの状況をカバーできるはず、スローに引けて、そしてまたフォーリングでも誘えるスプーンは陸封サクラマスの釣りにぴったりです。

スプーンの使い方は、釣り座から扇状にキャストし、トレースレンジを変えて探る釣りが基本だ。まずは表層をサーチし、それで反応がないようならカウントダウンでレンジを下層へ。

最終的にはボトムまで落とし込んで底近辺を探る。

下手にアクションを付けるよりもタダ引きで誘う釣りに徹すると結果が出ることが多い。朝マヅメなどのチャンスタイムはサクラマスがベイトを追いかけていることが期待できるので、活性の高い魚を拾う感覚でリトリーブスピード若干速めてみるのもいいだろう。スプーンのウェイトは8~14gをメインに、18g迄、スローにトレースしたい時は軽いものを、速く引きたい時や飛距離がほしい状況では重いものをセレクトする。

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定番のスプーン、小型で肉厚なボディは、流れが速く押しの強い河川においても確実な底取りを可能にする。アップから流し、ピンポイントで落とし込む。ダイレクトにポイントに打ち込み、狙いの水深に素早く沈めるなど、このルアーだからこそ可能な攻略法は様々。

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ミノ―   湖サクラマス

陸封サクラマスのメインベイトはワカサギなどの小魚。となれば、もちろんミノープラグも必携ルアー、スプーンと違って、表~中層でヨタヨタと弱った動きを演出したり、あるいはベイトフイッシュのいるレンジやスポットで、デッドスローでわせたりする釣りも浮力のあるミノ ープラグなら難しくない。スプーンのタダ引きではヒットしない魚を、トゥイッチやジャークを織り交ぜたトリッキーな動きで刺激できるところもミノーの大きなメリットだ。

そのフィールドのベイトサイズにもよるが、7~9cmの間でなるべく飛ぶものを用意しておく, ミノープラグは、スプーンよりもずっとファーストリドリーブしやすいルアー。特にプレッシャーの高い釣り場では、その特徴を活かした速引きの釣りに、岸際に寄ってきたサクラマスがヒットすることが、けっこう多い。この速引きの釣りはマヅメ時を過ぎた日中でも効果的で、魚の気配が遠のいたと感じた時はミノーを速引きしてみると結果が出ることがある。ポカポかとした日中のスローな釣りは、どうしても集中力が途切れがちだ。気分転換する意味で、ミノーの速引きの釣りはオススメ。

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ルアーフィッシングを一変させたヘビーシンキングミノー。 D-CONTACTは「慣性スライド」アクションを実現したミノーで、まさにヘビーシンキングミノーの火付け役とも言える存在。

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湖サクラマス ルアーフック

ルアー用のフックは大きく3タイプあり、シングルフック、ダブルフック、トレブルフックと呼ばれます。

シングルフック
シングルフックは魚との接点の針先が1点なのでフッキング率がトレブルフックと比較すると少し落ちる、ただ、バレにくいまた、魚へのダメージを少なくできる長所もあり、最近は海鱒用のシングルフックやダブルフックが各メーカーから出されています。
ダブルフック
ダブルフックはシングルフックのバレにくさとトレブルフックのフッキング率の良さを併せ持つフック。
トレブルフック
ルアーフックの定番、海鱒で使うような大型ミノーは殆どトレブルフック仕様、短所はフッキングが浅いのでバレやすいのでリールのドラグ調整を適切に設定する必要がある。

どのタイプのフックを使うかは、アングラー自信の好みですがフッキング率を高く、且つ、確実にばらさず、ヒットしたサクラマスをキャッチしたいのなら、アシストフックのダブルがベストです。但し、ミノー系のフックをトレブルフックからダブルフックに換えると、ミノー自体のバランスやアクションが多少、変化します。

アシストフックとは

アシストフック(ASSIST HOOK)とは和製英語でありにあとから付ける針のことである、アシストフックの利点はフックを追加することによるフッキング率の向上が図れる。

アシストフックの付け方はメタルジグの場合、頭側につける時と元から付いていうる後ろのフックを外しそこにつける場合がある。

通常、フィッシュイーターは魚を食べる時、頭から食うため、フロント(頭)の方にアシストフックをつけるとヒット率が格段に向上する。根が発生しやすい時は(後ろ)のフックを外してフロントフックだけににすると良い場合がある、ただし、フロントのみのアシストフックだとヒット率が低下する、痛し、痒しである。

使用するジグによってアシストフックのサイズ、長さを調整する、標準としてはジグのセンターにアシストフックの先端がくるように長さを調整するのがベターである。

アシストフック フック位置

アシストフック フック位置

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陸封型サクラマスの釣り方

 湖 サクラマス釣り 場所、季節

ワカサギは湖中のプランクトンを捕食しているため、湖流が複雑に動きプランクトンが発生しやすくなる岬地形などに集まりやすく、そうしたワカサギの溜まり場を捜すことが、本命の居場所を探るよりも湖沼の釣りでは待望の1尾に辿り着く近道になる。

ワカサギの居場所がもっとも分かりやすくなるのは、産卵行動に入る季節。地域によって前後するが4月中下旬~6月上旬にかけてが彼らのおもな産卵時期。湖に放流されたワカサギの場合はその流入河川が産卵場所になっていることが多く、春を迎えて湖の水温が高まり産卵を意識するようになると、大挙して岸の流れ込み周囲に集まってくる。

サクラマスを始めとするフィッシュイーターもベイトに引き寄せられて岸に近づくため、岸からのキャスティングゲームで、もっともヒットの期待が高まる時期。水温的にもこの時期にベストシーズンの1つを迎える湖は多い。

特に雨が降り出した際がチャンス、流れ込みには雨の増水で流された栄養分が流れ込み、それを求めてプランプトンが集まるのでワカサギも餌を求めて集まります、よって湖の水位が下がり、雨が降り出す6月の梅雨シーズンがベスト。

又、湖沼サクラマスのポイントを絞り込む際は、ブレイクライン(カケアガリ)の位置も注目すべきところ、ワカサギが流入河川の周囲に接岸している状況でも、警戒心の高いサクラマスたちがシャローエリアに常駐していることはまず考えられない。ディープエリアとシャローエリアを行き来しながら、朝夕マヅメ時にワカサギを追っている。

ディープエリアとシャローエリアの境目となるブレイクラインが射程範囲にあれば、捕食モードの魚に出会う確率がグンと高まる。

ワンドのようなジャローエリアに続くブレイクラインはサクラマスの通り道になっていることも多く、マズメを外した時間帯に回遊待ちをするのにも適している。湖の釣りに慣れていない場合は、まずディープエリアとジャローエリアが隣り合っているポイントを探してみるといい。

ブレイクライン(カケアガリ)を見つけるには初め、湖全体を眺めて〝波〟を見る。次に周りの陸地の地形を把握する。

最も重要なのは「あそこに波が立っているのは何故か?」「あそこだけ色が違うのか何故か?」と言った感じで〝変化〟察知し、考えること。

湖の中の様子は目では見えないが”周りの地形”、”波”、”水の色”を観察すれば自ずとブレイクライン(カケアガリ)が見えてくる。

湖サクラマス ポイント&時期

湖サクラマス ポイント&時期

湖のサクラマス釣りの時合

湖のサクラマス釣りの場合、ルアーが届く範囲(浅瀬、シャローエリア)にサクラマスがいることはわずなか時間帯しかない。そのため湖の釣りの時合とは、サクラマスが接岸している時である。

べイトを追って危険な岸際に寄っているサクラマスは食い気があり、それなりに高活性なので、「魚が寄っている=ルアーが届く」時の時合を逃さないようにすればヒット率は高まる。

具体的な時合としては朝マズメ夕マズメです。

朝、夕マズメ時にサクラマスが岸に寄ってくるのは光量の関係、薄暗がりのなかだと警戒心が和らぐため、ベイトを盛んに追うと推測される。

場所を問わず朝夕のマズメ時はトラウトフィッシングの時合であり湖ではサクラマスがルアーの射程範囲に入るかどうかに関わっているため、とりわけマズメ時の重要性が高くなる。マズメ時を外してしまうと、ポイントによってはサクラマスが岸に近づいてくれないこともあるので、朝マズメをねらうなら夜明けと同時に釣りが開始できるように早めに身支度を整えて、湖岸に立つ、ひと晩かけてプレッシャーがリセットされる朝マズメはもちろんいいが、湖の釣りでは夕マズメもチャンスが大きい。

又、「向い風」が吹いている時も好機である。

風が強く吹き付けて湖面が荒く波立っているような状況は、湖の釣りではベストコンデション、鏡のように湖面が凪いでいる状況はサクラマスの寄りが悪く、荒れているほどサクラマスは警戒を解き放ち岸際のベイトを盛んに追うようになる。

特に強く向かい風が吹き付ける場合、湖水が手前に動き、それにつられてベイトがさらに岸際に寄ってくる。さらに浅瀬の湖底が波にあおられて濁りを生み、フィッシュイーターにとってはベイトを捕食する格好のストラクチャー(障害物)になることもある。向かい風だとルアーが良く飛ばないが、確実にサクラマスが近くに寄ってきているのでそれほどの飛距離は必要としないので効率的に数多く、キャストでできる。

サクラマス 朝夕まずめ

サクラマス 朝夕まずめ

インレット、アウトレット、流れ込み  サクラマス釣り

インレット(inlet)は流入河川が注ぐ箇所、湖では一番のポイント。溶存酸素量が多く、流下するエサも多い。同時にアウトレット(outlet:湖の出口)も第一級のポイント。

最期に湖、ダム湖に直接、注ぎ込んでいる支流からの流れ込みも見落としてやすいが重要なポイント、エサ、溶存酸素量が多く、夏場は冷たい水がすすぎ込むのでトラウトの適水温になり、絶好のポイントとなる。

湖 流れ込み

湖 流れ込み

湖 立木、木の下  サクラマス釣り

立木は多くのベイトが隠れているポイントなのでサクラマス等のトラウトが多く集まる、根がかりの恐れがあるが事前にパイロットルアーで確認してから攻めるのが賢明なやり方。

同時に木の下も虫等が落下するので多くの湖に住む魚が集まるポイント、攻めにくいポイントであるが誰も攻めないので魚がキープされている。

湖 立木

湖 立木

湖 岬  サクラマス釣り

湖にせり出しているは水と通しが良く、多くのベイト溜まるのでサクラマスが多く集まるポイント。

湖 岬

湖 岬

湖の構造 サクラマス釣り

アングラーが陸から湖を攻める場合、通常はウェイターを履いて立ちこんで釣るウェイディングがメインとなる。立ちこむポイントはシャローと呼ばれる岸沿いの浅場。シャローは沖に向かうにつれて深くなり、ブレイクと呼ばれるかけ上がりで一気に落ちこむ。岸に並行して続くかけ上がりはブレイクラインと呼ばれており、沖から回遊するニジマスやサクラマスは、このラインに沿って移動することが多い。したがって、ここがキャストのポイントとなる。

さて、湖の攻略で忘れてはならないのが風向きである。風下には弱ったベイトフイッシュや、羽化した水棲昆虫が大量に集まる。しかも、水棲昆虫の幼虫や甲殻類が波に洗われて岩や泥底から剥離し、捕食しやすくなるので、風下のシャローはまさにトラウト&サーモンの食堂となり、一級のポイントに変化する。

湖 風 釣り

湖の釣り 風の影響:風下には、力尽きたベイトフィツシュや羽化した水棲昆虫、風に飛ばされた陸棲昆虫などの、餌が流される。波に洗われた湖岸には、水棲昆虫の幼虫やヨコエビなどの甲殻類が漂う。 トラウトはそんな事実を知っており、風の吹く日は風下に集まる。

湖の構造 釣り

湖の構造 釣り:夏場と冬場では水温が図のように変化する。水温層が入れ替わる状態をターンオーバーといい、その間は活性力が下がる。

湖 サクラマス 生息分布

湖 サクラマス 生息分布: 湖のトラウト&サーモンは、魚種  により回遊コースと生息層が異なる。

最期に忘れてならないのはサクラマスはヤマメであることだ、渓流の魚であり、少しでも人影、足音を気づかれたら一目散に逃げてしまう。忍者のように忍び足でポイントに近づいてください。

又、さらにサクラマス釣りについて詳細を知りたい方は下記の本を参考にして下さい。

参考文献:

完全攻略 サクラマス・ルアーゲーム

二つの顔をもつ魚   木曾克裕 著

トラウト&サーモンのルアーフィッシング  うぬま いちろう (著)


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