鮎釣り ポイント調査、準備
鮎釣りに行く前の現地のポイント調査を経験と勘と度胸(笑)およびGoogle Mapを活用して記載しています。
更に下記の記事を見ていただければ大漁、間違いなしです!!(^^)/
最上 小国川 天気予報
現在の最上 小国川の天気予報の詳細はこちらで検索できます。舟形町 天気予報
最上 小国川 水位 鮎釣り
赤石川の現在の水位を確認できます。
観測所:瀬見 瀬見橋地点
平水は約2.7m前後。
参考サイト:国土交通省 川の防災情報
舟形町 多目的ライブカメラシステム
舟形町のライブカメラで小国川の状況を確認できます。
最上 小国川 鮎釣り Map
ダムがない天然河川。澄んだ流れと水引きの早さが特徴
天然ソ上も多くよい年には3ケタ釣りも可能。
最匚小国川は、山形県と宮城県の県境にある奥羽山脈を水源に山形県側へ流れ、最上町、舟形町を横断し、日本3人急流の1つに数えられる最上川に合流する延長39kmの中規模河川。近隣のほかの小国川と区別するため「最上小国川」と名称しているが、地元では小国川と呼ばれている。
釣り場としては、最上町赤倉地区から、舟形町堀内地区で最上川に合流するまでのおよそ30Km。そのなかでメインとなるのは、最上町向町地区から舟形町長者原地区辺りまでだ。
特徴としては、山形県を流れる川では唯一ダムがない天然河川であり、増水したとしても濁りが取れるまでの時間が驚異的に短い。加えて水量が落ちるのも早いため、よほどの大増水にならない限りサオがだせる。
2014年は、近隣河川が軒並み増水や濁りで釣りになる日が少なかったせいか、終盤まで人勢の釣り大で賑わっていた。ただ、水引きが早い代わりに雨が少ないとすぐに渇水してしまう。
ここ数年はこの傾向が強く、水温も30℃を超えることがしばしばあった。
解禁期問は7月1日から10月31囗までとなっているが、実際は9月いっぱいでサオを仕舞う大が多い。放流量は約3500㎏。天然遡上も多く、よい年には3ケタ釣りも可能。
*鮎マークをクリックするとその地区のポイントのが概要が表示されます。
舟形~長者原地区 小国川 鮎釣り ポイント
下流部に位置し、石も手頃な大きさで揃っており、危険な場所も少ない釣りやすいエリアだ。アクセスは国道13号から県道31号に入り、尾花沢新庄道路を渡る跨道橋のたもとを右折。途中から砂利道になるが道なりに進むと釣り場となる。なお、付近は畑が多く農道を利用しての入川となるため、駐車マナーや通行には特に注意したい。
上流側の大川囗前にある大トロの吐き出しから下流がポイントA。川幅も広く、荒瀬以外のほとんどのポイントが揃っているので泳がせ派にも引き釣り派にもおすすめの場所だ。
解禁初期は調子のバラツキがあるものの、天然ソヒが追い出す時期には卜口場での泳がせや、瀬でスピード感ある引き釣りが面白い。上流に石の揃った大トロがあるため相当数の魚がストックされており、タマヅメの出食みの入れ掛かりも期待できる。
ポイントBは水深が膝ドくらいの広いザラ瀬。一見、全体がフラットに見えるが、所々に溝や周囲よりも大きめの石が入った筋が分かるはず。周囲にほかの釣り人がいない時に限るが、まずは広く探り魚が集中している場所を見つけてから、そのポイントを釣り返すと時間のロスもなく効率的に釣果が伸ばせる。
ポイントCは入川ルートが異なり、県道31号が小国川を渡る長者原橋のたもとから入川する。橋の真下が駐車場になっていて、ここから下流へ100mほど歩いた所がポイント。
今までの場所よりも全体的に石が大きく、川幅が絞られている早瀬となる。
見た眼、以上にしに流れの押しが強いので、平水以以下の水量がある時はオモリがあると釣りやすい。
小国川 舟形~長者原地区 航空写真
小国川 長者原橋 ストリートビュー 鮎釣り
経壇原~一ノ関地区 小国川 鮎釣り ポイント
小国川は東北でも唯一メーカーが上催する大会が複数回開催されるトーナメント河川としても有名。長沢~舟形地区がメイン会場として使われ、その中でも紹介する経壇原~一ノ関地区
が決勝戦エリアになることが多い。流れ全体で最も入川者数が多いのもここだ。川相も上流から下流まで非常に変化に富んでいる。
アクセスは国道13号から県道56号に入り、若あゆ温泉の看板を目印に左折してすぐの側道をまた左折すると川と駐車場が見えてくる。川沿いに道路があるため入川には困らない。
ポイントAは大石の絡む瀬肩から始まり、瀬~トロ場までまんべんなくポイント。水中の石も平均的に大きく、魚のストック量もかなり期待できる。
ただし、どの流れも腰上の水深で見た目以上に押しが強い。大石を中心とした川底のため、根掛かりを外しに入る際は細心の注意が必要。
ポイントAから150mほど下った所がポイントB。入川は左岸からになる。人より人きな石が随所にあり、瀬肩から荒瀬、テトラにぶつかる瀬落ちまですべてがポイント。ここは右岸側にある木がオーバハングしている個所が多く、一目見てサオ抜けと思えるため、一気に川の中央付近まで行ってサオをたす釣り人も多い。実際、木々の覆い被さった棚や壺がサオ拔けになりやすい。
流れが速いエリアのため引き釣り主体になりがちだが、底石も大きいので泳がせによる上飛ばしも面白い。
下流でテトラにぶつかった流れは大トロになる。この大トロの終わりにヤナ場があり、ここから下流がポイントCとなる。各大会の本部設置場所となるうえ、駐車場も完備されており、絶えず人勢の釣り大で賑わう小国川で一番人気のエリアだ。
激戦区ではあるが、放流量の多さと豊富なポイントのおかけで魚が釣り切られることはまずない。むしろ人が多いからこそできるサオ抜けを探すせれば、かなりの大釣りも期待できる。
橋直下から下流200mくらいまでは変化のある瀬が続き、右岸際は柳やアシが並ぶ。ここは川幅も広く魚はまんべんなく付いているのだが、釣り人の心理としてどうしても右岸際に目がいくようだ。解禁初期から7月いっぱいまでは、魚も人を嫌ってこの右岸際に集まるので釣果も上がるのだが、天然が追い出す8月からは、広い視野でサオをだすようにしたい。
小国川 経壇原~一ノ関地区 航空写真
小国川 一ノ関大橋 ストリートビュー
長尾地区 小国川 鮎釣り ポイント
最後に紹介するのは、舟形町と最上町との境から少し下った所にある長尾地区。アクセスは県道56号からJR陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)東長沢駅をめざすと分かりやすい。
下流の長沢地区にある堰堤により、ソ上数そのものは少なくなるが、その代わり型がよくなる。特にお盆過ぎに釣行される際は、普段よりワンランク強いタックルを準備したい。
ポイントAは長尾橋から上流300mほど上流にある淵から橋までの区間。
川幅もほどよく平瀬中心の流れとなる。
区間中央付近に電線があるため注意されたい。
ポイントBは、橋直下にある…石盤の絞り込みから100mほど下流右岸側にあるテトラに落ちるまでの区間。岩盤の絞り込みは流心にあまり石が入っていないので瀬脇を主に探るが、ここもかなりの流速があるので背バリやオモリの補助具は必須。
絞り込みが終わり流れが開けると、押しの強い卜口瀬とテトラに落ちる瀬肩になる。いずれもパッと見はあまり変化がないようだが、実際はかなりの起伏と流速の変化がある。なお、瀬肩で釣る際はすぐ下流にあるテトラヘの絞り込みに充分注意されたい。
ポイントCはテトラ前の深瀬から始まり瀬肩、早瀬、ザラ瀬と続く流れ。駐車スペースに目の前が釣り場。
テトラ前は水深もあり石も大きいため良型が揃いやすい。水深があるので根掛かりを外す際は慎重に判断すること。続く瀬肩は人川口となる左岸側のほうが石の配置がよく、右岸に進むほど砂地となる。なるべく手前から釣るのが釣果を伸ばす秘訣だ。
その下流の早瀬は浮き石が多く歩くのが大変だが、左岸際から右岸の柳の際まで広く探るのがベスト
小国川 長尾地区 航空写真
小国川 長尾橋 ストリートビュー
最上 小国川 宿泊 ガイド
小国川沿いにある大堀温泉の一角にある、簡易宿泊施設りんどうが一泊3300円(自炊)と格安で宿泊できます。
最上 小国川 小国川漁業協同組合
小国川漁業協同組合のサイトです。
現在の釣り状況を日々、更新しています。
遊漁券&オトリ鮎販売所の詳細は下記のサイトを参考にしてください。
*更に詳しい内容の解説は下記の本に記載しています。
参考文献:
東北「いい川」アユ釣り場
釣り場情報マップ 山形県
東北の渓流・鮎ガイド